世の中にインターネットが普及していなかったバブル時代から、システムエンジニアという職業がありました。
当時は、企業側でも次第にIT分野への関心の高まりを見せてきた時代であり、ITの高度成長の始まりでした。

その後インターネットの普及、パソコンが一般的に普及したこともあり、より多くのシステムエンジニアが世の中に増えるようになりましたが、バブル崩壊後はその需要が中国やインドをはじめとする海外の賃金の安い人材を活用する時代、いわゆるオフショア開発が進むようになりました。
国内のエンジニアの多くが派遣労働に打って変わり、さらに安い賃金で高い生産性が求められる時代に突入したのです。

企業側では労働時間に対する対価が正しく支払われないことも多く、時間外労働についてはその多くがサービス残業とされることもあり、企業側が期待する高い生産性や成果が達成できない人材にとっては激務となっています。
このような流れが体や心を壊すことにも繋がるのです。

一方、開発手法においては、既にある複数のクラウドサービスを組み合わせて1つのシステムとするなど、プログラム開発も次第に自動化できるツールが採用されるようになりました。
少ない人材でも高い生産活動が行えるように、エンジニアを取り巻く開発環境の変化が見られています。

システムエンジニアは激務であり、まだまだ改善の余地があることは確かではあるものの、多くの現場において職場環境の見直しが行われ、より働きやすい職場も増えています。

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